「キラ?タマゴ、ちゃんと混ぜてくれた?」
「……っ」

アスランはそう言って身体の中に埋め込まれた「食材」の状態を確認するかのよ うにキラの下腹部を強く押した。
ビクリと跳ねるキラの身体をそっと押さえて、その脚を割り開くと淡く色づいた蕾が見える。
先ほどアスランによって卵を埋め込まれたそこは、中身が零れでないように栓を されていたけれど、その隙間から僅かに透明な液体が滲み出ていた。

「んっ……ぁっ!でちゃうっ」
「そう?じゃあ、そろそろ出してみようか、キラ?」

アスランの広い胸に背中を預け、そのまま白い脚を抱えるようにM字に開かれてキラの顔が羞恥に染まる。
キラの蕾のすぐ下には銀色のボールが置かれていた。

「ひっ……」

栓を抜かれた時に擦られた腸壁が痙攣したのを感じ、同時に濁流のようにキラの体内で掻き交ぜられた液体が溢れ出る。

「ぁ……」
「よくできました。でも、もう少し混ぜておいてほしかったかな?」

顔の前に突き付けられたボールからキラは目を背けながら「ごめんなさい」と繰 り返し小さく呟いた。

アスランはキラの目尻から零れる雫をそっと嘗めとった。






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